病院で測る血圧だけで大丈夫?50代になって家庭血圧を毎日測り始めた

家庭用血圧計で毎日血圧を測り始めた50代の健康管理について紹介する記事のアイキャッチ画像 健康・暮らし

このブログではこれまで、資産形成やFIREについて書いてきました。

今回は少し違う話です。

健康についてです。

50代になってから、お金と同じくらい気になるようになったのが、自分の体のことです。

若いころは健康診断の数字を見ても、それほど気にしていませんでした。

ところが最近、病院で血圧を測ると高い数字が出ることがありました。

「もしかして高血圧なのだろうか?」

少し心配になり、自宅でも血圧を測るようになりました。

そして毎日測ってみて分かったのは、

血圧というのは、思っていた以上に毎回違う

ということでした。

病院では高い。でも家ではそうでもない

病院で血圧を測ったとき、かなり高い数字が出たことがあります。

ところが自宅で朝晩測っていると、病院ほど高くないことも多い。

最初は、

「家の血圧計がおかしいのかな?」

とも思いました。

でも調べてみると、診察室で測る血圧と家庭で測る血圧が違うこと自体は、珍しいことではないようです。

診察室では血圧が高いのに、家庭ではそれほど高くない状態を「白衣高血圧」といいます。

逆に、診察室では高くないのに、家庭では血圧が高い状態を「仮面高血圧」といいます。

日本高血圧学会でも、家庭で測った血圧は高血圧の診断や管理において重要な情報とされています。

つまり、

病院で測った一回の数字だけでは、普段の血圧の状態を十分に把握できないこともある。

これを知ってから、家庭で血圧を測る意味が少し分かってきました。

毎日測ってみると、数字はけっこう違う

家庭血圧を測り始めて、もう一つ驚いたことがあります。

同じ人間なのに、毎回同じ数字にはなりません。

朝と夜でも違う。

前の日と翌日でも違う。

同じ時間帯に続けて測っても、1回目と2回目で違うことがあります。

最初のころは高い数字が出ると、

「まずい。血圧が上がっている」

と、その一回の数字に反応していました。

逆に低い数字が出れば、

「今日は大丈夫そうだ」

と思ったりします。

でも毎日測っているうちに、一回一回の数字だけを見るのではなく、

何日か、何週間か続けて見たときにどうなっているのか

を見ることが大切なのではないかと思うようになりました。

家庭血圧では、一度だけ測って終わりではなく、一定の条件で継続して測って記録していくことが大切です。

朝と寝る前に測るようにした

現在は基本的に、朝と寝る前に血圧を測っています。

使っているのは上腕式の家庭用血圧計です。

朝起きて測る。

夜、寝る前にも測る。

毎日同じように測っていると、

「今日は少し高いな」

「最近はこのあたりで推移しているな」

といった流れが少しずつ見えるようになってきました。

家庭血圧を測る場合、日本高血圧学会では上腕式の血圧計を使い、朝は起床後1時間以内、排尿後、朝食や服薬の前、夜は就寝前に、座って1〜2分安静にしてから測る方法を案内しています。

こうした条件をなるべくそろえて測ることで、日々の変化も比較しやすくなります。

もちろん、測定した数字を見て自分だけで「高血圧だ」「大丈夫だ」と判断するつもりはありません。

気になる状態が続けば、医療機関で相談する。

そして家庭で記録してきた血圧を、そのときの判断材料の一つとして医師に見てもらう。

そんな使い方をしています。

「測ること」より「記録すること」が役に立った

血圧計を買って測るだけなら、それほど難しいことではありません。

でも私の場合、意外と役に立っているのが、

毎日の数字を残しておくこと

でした。

昨日はいくつだったのか。

先週と比べてどうなのか。

朝と夜では違うのか。

一回高い数字が出たとしても、その前後はどうだったのか。

記録が残っていれば、あとから振り返ることができます。

これは資産形成と少し似ている気もします。

投資でも、一日の値動きだけを見れば大きく上がったり下がったりします。

でも長い期間で推移を見ると、また違った景色が見えてきます。

血圧も、一回の数字だけではなく、ある程度の期間を通して見ることで分かることがある。

最近はそんなふうに考えるようになりました。

実は、血圧の記録をAIにも見せている

そして最近は、測った血圧を記録するだけではなく、

AIにも見せています。

「今朝はこのくらいだった」

「昨晩はこの数字だった」

と記録を渡して、過去の測定値と比較したり、最近の傾向を整理したりするのに使っています。

もちろん、AIに高血圧かどうかを診断してもらおうとは思っていません。

診断や治療について判断するのは医師です。

私が便利だと感じているのは、

たくさんの数字を一緒に振り返る道具

としての使い方です。

何週間も前の数字まで自分で覚えておくのは難しいですが、記録を整理して比較する用途なら、なかなか便利です。

AIを含むデジタル技術を健康管理に利用する研究も進んでいますが、AIの回答をそのまま医学的な判断として使えるわけではありません。

あくまで私の場合は、自分で記録した数字を整理し、振り返るための補助として使っています。

私が実際にAIをどんなふうに使っているのかについては、また別の記事で書いてみようと思います。

50代になって「数字で知る」ことが増えた

このブログではこれまで、資産額や年間支出、FIRE後に必要な生活費などを、実際に数字にして考えてきました。

やっていることは、健康でも案外同じなのかもしれません。

「たぶん大丈夫だろう」

「なんとなく高そうだ」

と考えているだけでは、実際のところは分かりません。

資産なら残高を確認する。

生活費なら明細を調べる。

血圧なら測って記録する。

まず現状を数字で知る。

そこから考える。

50代になって、こういうことが以前より大切に感じるようになりました。

家庭血圧を測り始めたことで、血圧に対する不安がすべてなくなったわけではありません。

むしろ数字を見るからこそ、気になることもあります。

それでも、一回の測定値だけを見て心配するより、自分の普段の状態を記録しておく方が、ずっと意味があるように感じています。

資産形成も健康も、これから先の生活を考えるうえではどちらも大切です。

お金があっても健康でなければ、せっかく増やした自由な時間を楽しめないかもしれません。

FIREについて考えるようになった今だからこそ、

「いくら持っているか」だけではなく、「これからどう暮らしたいか」

についても、このブログで少しずつ書いていこうと思います。

参考資料

・日本高血圧学会「家庭で血圧を測定しましょう」

・日本高血圧学会「高血圧管理・治療ガイドライン2025」


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